真っ黒な毛並みが美しい写真に写るラブラドール犬は盲導犬になるべく訓練を受けていた。名前はリバーちゃんで女の子、年齢は5歳だ。しかしこのワンちゃんはリスが大好きで見つけると追いかけまわす。何度も追いかけるなと教えたにもかかわらず追いかけることをやめなかったため盲導犬になることはできなかった。見習いをクビになったリバーちゃんの行く末を案じていたところ動物に対する好奇心や持ち前の穏やかな性格に着目しセラピー犬のに向くのではないかと考えた。「ペット・アズ・セラピー」というセラピー犬専門の団体からセラピー犬としての試験を受け見事に合格を掴みメードストーン警察署初のセラピー犬となった。また特別支援学校の子供たちのための仕事も受け持つ。今は主に警察署で不安障害やうつ病などの精神の病いをかか得える人や逮捕された弱者の拘留時の不安を取り除く仕事を行う。警察の留置所で働く初めての警察犬となって拘留中の人を心のケアを担っている。場所はイギリスロンドンのメイドストーン警察署だ。ありがたいことにここには仕事を邪魔するリスもいない。拘禁者を不安にさせないため心を落ち着かせる任務に就き監視役にもなっている。する必要がなくなった。現場の上司は次のようにコメントした。「このワンちゃんは盲導犬などには向いていない。しかし、盲導犬の訓練は受けているのでセラピー犬としてすぐに仕事ができた。性格は人懐っこく大人しく頭も良い。それと何と言っても人が好きみたいだ。」リバーちゃんは警察署の心強いスタッフとなり拘禁者はもちろんのこと署員に人気者となっている。「犯罪を犯した人の中には情緒不安定で落ち着きがなく署内で突拍子もない行動をとったりする危険もある。不安になったり、精神の病を持ってるものもいる」と説明してくれた。「拘留された人が警察官に恐怖を感じた場合、うまく話ができない場合もある。」なのでこのリバーちゃんのような存在はとても仕事に役に立つ。リスを追いかけまわし盲導犬をクビになったリバーちゃんはセラピー犬として今活躍中です。

盲導犬を見かける度に思うんだけど本当に頭がいい。でもふと疑問に思うことがある。絶対に仕事中は飼い主を困らせるようなことはしないのかな?と。目の前に誰かが散歩させてるメスワンコちゃんがお尻フリフリしてた時に付いて行っちゃったりしないのかな?